ハーブティーとは?
ハーブティーは昔に比べ私たちにとって身近なものとなってきました。
カフェ、喫茶店、ファミレス、最近ではラーメン屋さんでもハーブティーを提供されているのを見かけることもあります。
一般的によく飲まれている有名なハーブティーには、カモミールティー、ローズヒップティー、ルイボスティー、マテ茶など他にも多数ありますが、そもそもハーブティーとは一体どんなお茶なのでしょうか?
ハーブティーはハーブに含まれる水溶性の成分を抽出したもので、簡単にいうとハーブから抽出した飲み物です。
ハーブの有効成分やビタミン、ミネラルなどの栄養素も溶け出ているので、ハーブティーを飲むことでそれらを体に取り入れることができます。
また、ハーブティーには精油(香り成分)も含まれており、香りをかぐことでアロマテラピーと同じような効果も得られます。ハーブティーを飲み、香りを楽しむことにより身心ともにリラックス効果が高まるでしょう。
ハーブとは?
ハーブから抽出した飲み物=ハーブティーですが、ハーブとは何を指すのでしょうか?
ハーブの定義は国や専門家により諸説ありますが、その中の一つとして暮らしに役立つ香りのある植物と言われています。
因みに、植物学的には冬に地上部の枯れる草本植物とされていたそうです。一般的に昔から薬草として使われてきた植物のこともハーブと言えます。
ハーブと聞くと、ラベンダー、カモミール、ローズマリー、ミントなどが思い浮かぶと思いますが、イチョウ(ギンコウ)、しょうが(ジンジャー)、桑の葉(マルベリー)、シソ、緑茶、黒豆など日本で昔から使われてきたこれらもハーブの仲間と言えます。
主な利用法としては次のようなことがあげられます。
- ハーブティーとして
- 料理 (そのままサラダとして、香辛料、スパイス、色付け、香り付け、肉や魚の臭み消し など)
- スキンケア(ローション、パック、フェイシャルスチーム、ハーバルバス など)
ハーブは私たちの身近にあり、手軽に食べたり飲んだりすることができます。
ハーブ・ハーブティーの効果・効能
ハーブティーは香りがよく美味しいものがたくさんありますが、それだけでなくハーブの有効成分を手軽に取り入れることができるのも魅力のひとつです。
ハーブにより含まれる有効成分や効能も様々ですが、大きく分けると次のような効能があげられます。
- リラックス作用 心身の緊張をほぐしてゆったりとした気分にさせてくれる。
- リフレッシュ作用 心身の疲れを癒し爽やかな気分、元気を与えてくれる。
- デトックス作用 体内に溜まった有害物質や老廃物を体外へ排出してくれる。
- 抗酸化作用 体内を酸化(老化)させる活性酸素を除去する働き。
これら以外にも、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養補給や、免疫力への働きかけ、薬理的な働きなど様々な効果が期待できます。
ハーブティーまとめ
ハーブティーはハーブから抽出した飲み物で、リラックス作用やリフレッシュ作用、デトックス作用など様々な作用が期待できます。副作用も少なく身体に穏やかに染み渡ります。
ハーブティーは様々な効果・効能がありますが薬ではありません。
病気を治すものではなく、病気や不調の予防や緩和をしてくれたり、なんとなく身体がスッキリしないなぁ、などというときに取り入れることで、心と体をゆっくりケアしてくれます。
しかし中には妊娠中または授乳中の方、服薬中の方、病気や治療中の方などは、控えたほうが良いとされるハーブもありますので、その場合は医療機関などに確認されてから使用するようお願いいたします。
初めて飲むハーブティーとしては、ルイボスティー、ローズヒップティー、エルダーフラワーティー、レモングラスティーなどがおススメですが、まずは自分が美味しそうとか好きな香りとか、パッケージが可愛いからなど、気軽にハーブティーを選ぶことから楽しんでいただけたらと思います。
そして美味しいと感じ、あなたの心が喜ぶお気に入りのハーブティーと出会えることを願っています。