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ペパーミントティーについて
ミントには多数の品種がありますが、ハーブティーによく使用されるミントは「ペパーミント」や「スペアミント」などです。
ペパーミントは高さが約30㎝から大きいもので100cm以上にもなり、繁殖力や生命力がとても強い植物なので、ご家庭でも育てやすいハーブの一つです。
とてもスッキリとした味のペパーミントティー。ペパーミントのハーブティーは飲んだことがない方でもガム、キャンディー、歯磨き粉など、清涼感のあるミントの味や香りは、ほとんどの方が味わったことがあるのではないでしょうか。
ペパーミントティーのプロフィール
名前 | ペパーミント |
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学名 | Mentha piperita |
科名 | シソ科 (ハッカ属) |
和名や別名 | 西洋ハッカ |
主な産地 | ヨーロッパ |
使用部位 | 葉 |
主な成分 | 精油(ℓ-メントール、メントン、メントフラン)、フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)、シソ科タンニン、フェノール酸(カフェ酸、クロロゲン酸、ロスマリン酸)、苦味成分 など |
作用 | 賦活(のち鎮静)、鎮痙、健胃、制吐、刺激、鎮痛、発汗、リフレッシュ など |
注意点 | ・胆石がある方は、医師に相談のうえご使用ください。
・妊娠中、授乳中の方の多量摂取はご注意ください。 |
ペパーミントティーの効果・効能
ペパーミントティーは爽やかな香りで、スペアミントティーと比べ清涼感も強くスッキリとした味わいです。
気分転換や気持ちをリフレッシュしたい時などに特におススメのハーブティーです。
暑い夏にアイスティーにして飲むと、お口の中から体までひんやり心地よい清涼感が染み渡ります。
<身体への働き>
健胃作用があり、食べ過ぎや飲みすぎたあとや胃の痛み、張りに、ペパーミントティーを飲むと消化を促し、胸やけを予防をしてくれます。
吐き気や吐いた後など気持ちが悪い時にはペパーミントティーの清涼感が、口腔内から胃の中までスッキリさせてくれます。
水分を摂取できないくらい気持ち悪い時には、ペパーミントティーでうがいをするだけでも、口の中がスッキリするのでおススメです。
<心への働き>
リフレッシュ効果が高く、集中したい時や気分転換をしたい時にペパーミントティーを飲むと、気持ちも頭もスッキリとします。
眠気覚ましにもペパーミントのメントール成分が、シャキッとさせてくれるでしょう。
おススメの飲み方やブレンド、利用法
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シングルで通常の飲み方
<カップ一杯分>ティースプーン2杯に熱湯を注ぎフタをして3~5分蒸らし、こしてから飲む。
ニンニク料理を食べた後などの、口臭が気になる時にもおススメです。
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食べ過ぎ、飲みすぎなどの胃のもたれにブレンド
<ペパーミント+レモングラス>
爽やかな清涼感があるハーブのブレンドです。
私自身、食べ過ぎたり脂っこいものを食べたあとにはいつも飲んでいる定番ブレンドです。
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夏バテなどの疲労回復にブレンド
<ペパーミント+ハイビスカス>
疲労回復に欠かせないクエン酸が豊富なハイビスカスと、ペパーミントの清涼感でリフレッシュ!
ハイビスカスはとても酸味が強いので、酸っぱいものが苦手な方はハチミツを加えて飲むと酸味が和らぎますよ。