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カモミールティーの効果・効能

カモミールティーについて

カモミールティーは世界中で飲まれているとてもメジャーなハーブティーの一つです。

甘くふんわりと香るティーは、眠りのお手伝いや胃の痛みをやわらげてくれたりと、心身に安らぎを与えてくれます。

カモミールには様々な種類がありますが、ハーブティーやエッセンシャルオイルに使用されるのはカモミールジャーマンとカモミールローマンです。そしてハーブティーによく使用されるのはカモミールジャーマンが一般的です。

 

 

カモミール(ジャーマン)のプロフィール

名前 カモミールジャーマン
学名 Matricaria chamomilla  /  Matricaria recutita
科名 キク科 / Compositae
和名や別名 カミツレ / カモマイル
主な産地 ヨーロッパ
使用部位
主な成分 精油(カマズレン、αービサボロール)、セスキテルペンラクトン類(マトリシン)、フラボノイド(アピゲニン、ルテオリン)、コリン、クマリン類 など
作用 消炎、鎮静、鎮痙、駆風、抗アレルギー、健胃、発汗、鎮痛、抗菌、催眠 など
注意点 キク科アレルギーの方は控える

 

 

 

カモミールティーの効果・効能

カモミールティーは、万能ハーブと言われるくらい様々な薬効があり、小さなお子様からご高齢の方まで幅広くの方々に飲まれています。

ストレスなどによる神経性の様々な症状に効果的といわれています。

 

<心への働き>

リラックスして眠りにつくサポートをしてくれる安眠効果、不安な気持ちや緊張した心をほぐしてくれる鎮静効果が期待できます。

不安や心配事で眠れない夜に、温かいカモミールティーを飲むとカモミールの甘く優しい香りが、そっと心を包み込んでくれるでしょう。

また、イライラしたり興奮してしまう時にもカモミールティーで一息つくことで心が落ち着きリラックスへ導いてくれます。

 

<身体への働き>

胃が痛む時や胃のけいれん、消化不良や吐き気などの症状をやわらげてくれます。

風邪、インフルエンザの初期症状やそれに伴う寒気や頭痛にも。また生理痛、不眠、冷え性の症状などにも働きかけてくれます。

肌荒れ、アトピー性皮膚炎などによるお肌の炎症にも、ハーブティーとして内側だけでなくティーを冷まして直接お肌に塗布したり、お風呂に入れる方法もおススメです。

 

 

おススメの飲み方やブレンド、利用法

  • シングルで通常の飲み方

<カップ一杯分>ティースプーン2杯に熱湯を注ぎフタをして3~5分蒸らし、こしてから飲む。

ハチミツとも相性がよく、お好みで加えて飲むのもおススメです。

 

  • 眠れない夜に

<ホットのカモミールティーに牛乳または豆乳を加えミルクティーとして>

カモミールのほのかな甘みとミルクが絶妙にマッチして、とてもやさしい味わいです。

 

  • 風邪の症状にブレンド

<カモミールジャーマン+エルダーフラワーローズヒップ>

カモミールと体を温めたりビタミンが豊富なハーブのブレンドです。

 

  • 胃の痛みにブレンド

<カモミールジャーマン+ペパーミント+レモンバーム>

胃腸をケアしてくれるハーブのブレンド。ペパーミントの清涼感が胃の中をスーっとしてくれます。

ミントやメントールが苦手な方はミントを加えずブレンドしてください。

 

 

  • アトピー性皮膚炎やお肌の炎症に入浴剤として

<小鍋やヤカンで濃い目に煮出したティーを浴槽のお湯にプラスして>

冷ましたティーをお風呂上りにローションとして使用しても良いです。

 

 


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