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マロウブルーティーの効果・効能

マロウブルーティーについて

マロウブルーは日本では「ウスベニアオイ」と呼ばれており、夏になると赤紫色の花を咲かせます。

熱湯を注ぐとたちまち鮮やかな青色となり、時間とともに空気中の酸素に反応して薄紫へと変化していきます。

熱湯を注いだ直後の鮮やかなブルーの間に、レモン汁を少し垂らすと一瞬で綺麗なピンクに変化するため「サプライズティー」とも呼ばれます。

来客がある時におもてなしでマロウブルーティーをお出しすると、綺麗な色の変化に驚きと楽しさのサプライズで、きっとお客様に喜んでいただけると思います。

ほのかな香りと味なのでくせも少なく、輪切りにしたレモンとハチミツでオシャレに美味しく召し上がっていただきましょう。

 

マロウブルーティーのプロフィール

 名前  マロウブルー
 学名  Malva sylvestris
 科名  アオイ科
 和名や別名 ウスベニアオイ / マロウ / ブルーマロウ / ゼニアオイ
 主な産地 ヨーロッパ / 北アメリカ / アフリカ
 使用部位  花 / 全草
 主な成分 粘液質、 アントシアニジン(デルフィニジン)、 タンニン、
 作用 皮膚や粘膜の保護、鎮静、消炎、収れん、緩下  など
 注意点 特に知られていません

 

 

 

マロウブルーティーの効果・効能

熱湯を注ぐとたちまち鮮やかなブルーになるマロウブルーティー。その綺麗なブルーの成分、青色色素(アントシアニン)は目にも良いことが分かっています。

鮮やかな色とは対照的に味や香りは薄く癖がないので比較的、飲みやすいハーブティーです。

<身体への働き>

粘液質を豊富に含み、粘膜を保護する働きに優れています。

風邪による喉の痛みや炎症、胃の粘膜を保護する働き、胃炎や腸炎といった消化器系の症状にも効果的です。

青色色素のアントシアニンが目に良いことから、マロウブルーティーを飲むことで、デスクワークなどで疲れた目を癒してくれるでしょう。

<肌への働き>

マロウブルーに豊富に含まれる、粘液質とタンニンは皮膚の状態を整える働きがあり、お肌の引き締め効果や美肌効果なども期待できます。

ティーを冷ましローションとして使用することで、肌荒れの改善も期待できるでしょう。

市販の化粧品にも「ゼニアオイエキス」という名前でマロウブルーが配合されているものもあります。

 

 

おススメの飲み方やブレンド、利用法

  • シングルで通常の飲み方  (スマホやパソコンによる疲れ目に

<カップ一杯分>ティースプーン2杯に熱湯を注ぎフタをして3~5分蒸らし、こしてから飲む。

ぜひ熱湯を注いだ瞬間の鮮やかな青色をお楽しみください

 

サプライズティーとして 

マロウブルーに熱湯を注ぎ終わったらすぐに、少量のレモン汁を加える。

一瞬でピンク色へ変化します。

 

  • サプライズティーとして②

グラスに氷とカルピス30mlを入れる。そこへマロウブルーティー150ml(ティーカップ一杯分)を加えると、ピンク色のカルピスが楽しめます。

 

  • 風邪による喉の痛みにブレンド

<マロウブルー+タイム>

マロウブルーの味はほとんどありませんが、タイムがくっきりとした強い味、香りなので、喉に良さそうと感じます。

濃い目に抽出したティーを冷まして、うがいをするのもおススメです。

 

  • 化粧水として

冷ましたティーに、グリセリン(植物性の保湿成分です。薬局でも販売されています。)をティーに対して1%加え、よく混ぜて使用できます。

例)ミニボトルやふた付きの容器に、冷ましたマロウブルーティー50mlを入れ、グリセリン5ml(小さじ1杯)を加えてよく振り混ぜて完成です。

・グリセリンなしでそのままでも使えますが、グリセリンを加えると保湿効果がアップします。

・日焼け後のお肌に、ボディーローションとして使うのもおススメ。

防腐剤が入っていませんので、冷蔵庫で保管のうえ1週間以内に使い切ることをおススメします。

万が一お肌に合わない場合は使用を中止されるようお願いいたします。


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